ファンは殺し屋に萌える!  ―『ゴッドファーザー』のレビューに死美れる―

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最初にIMDbのレビューを紹介します。


その後でコメントを記しました。







IMDbレビューより(2019年4月の投稿)


「冒頭でドンの娘の結婚パーティが行われる。


その最中に、ドンの仲間のひとりであるルカ・ブラージ(レニー・モンタナ)がドンとの面会時に話すあいさつを練習するシーンがある。


2人によるそのあいさつの場面はおかしく、愛らしいといえるほどだ。


どちらの気持ちもはっきりと伝わってくるようで、2人のギャングに暖かみを感じると思うばかりだ。


レニー・モンタナは本物のヒットマンだったギャングであり、せりふを口にするときにじつは緊張していた。


そういったことはもちろん知っていても」







(コメント)


ルカ・ブラージ役のレニーモンタナを、「ギャングの元ヒットマンかつボディガード」と紹介したドキュメンタリー番組があったという。


ほんとうに殺し屋をしていたのか不明だがボディガードだったのは事実らしい。


当時セットの見学に来ていたマフィアのボディガードをしていたところ、その立派な姿にコッポラ監督が惚れて採用されたのだ。


また、1950~60年代にはプロレスラーもしていた。



ドンに謁見するシーンでは、タキシードを着てういういしくスピーチをする。


このレビュアーさんは巨漢の殺し屋のそんな様子にギャップ萌えしたのではないか。


ただ、上司に忠実な部下というやつはかわいらしさがある一方で面従腹背だったりもするから要注意だ。



この大男は違う。


原作では、マイケルが父親にどうやってルカ・ブラージを手なずけたのかを聞く場面がある。


ドンはこう答えた(ハヤカワ文庫『ゴッドファーザー』より)――


「この世には、殺してくれと言いながら歩きまわっているような人間がいるのだよ。(中略)ルカ・ブラージはそういう男だったな。


(中略)そこでこつは、この世でこの人にだけは殺されたくないと彼が心から願う、そんな人間におまえ自身がなることだ。


(中略)そうなれば、彼はすでにおまえのものなのだよ」





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