映画『ディヴォーション:マイ・ベスト・ウィングマン』  ―2022年全米週末興収トップ10作品(ドラマ編11)―

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     原題: Devotion

    公開年: 2022年

   収録時間: 139分

   IMDb評点: 7.0

   ジャンル: アクション、ドラマ、戦争

    出演者: ジョナサン・メジャース、グレン・パウエル

     監督: J・D・ディラード

     概要: アフリカ系アメリカ人として初めて海軍のパイロットになった男(実在した人物)が朝鮮戦争の空を飛ぶ

ランクイン回数: 3回(12月11日時点)









以下のレビューは、「全米週末興収トップ10」の記事で紹介したIMDbレビューを転載したものです。




【その1】

「長編の物語ではなくドキュメンタリーのように進む映画だ。


盛り上げてくれる事件など起きない筋で、ストーリーに意味を与える原動力があるわけでもない。


物語というよりも朝鮮戦争に従事することになった人間たちの肖像画である」






【その2】

「ジェシー・ブラウン(アメリカ海軍初のアフリカ系アメリカ人パイロット)について描く朝鮮戦争の映画と宣伝されてはいるものの、そうなるのは中盤以降になってからだ。


どこかで見た場面もいくらかあるとはいえ、概してひどい出来ではなかった。


脚本で私が気になった最大の問題は、いかにもシーンの寄せ集めでストーリーになっていないことだ。


こういうことが起きました、それからこんなことが起きました、といった調子で続く。


違うパターンになったかと思いきや、次に起きたのはこんなことでした、とまただ。これではストーリーにならない……。


たしかに大半は気にいった映画である。革新的とはとても言えないが」






【その3】

「『トップガン』のような感動作を求めているなら同作と似ている点を見つけることはできる。


だが、あれほどに血の沸きたつ楽しさはない。


語るべき有意義なストーリーならこちらが上だ。


たいしたことのないストーリーだが登場人物たちの演技がその質を高めている。


特筆に値するのは、映画の感情に訴える側面を支えるジェシー・ブラウンを演じたジョナサン・メジャースだ」







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