映画『あやまち』  ―2024年全米公開掘り出し物作品(スリラー編4)―

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     邦題: あやまち

     原題: L'Été dernier(英題:Last Summer)

    公開年: 2023年

   収録時間: 104分

   IMDb評点: 6.4

   ジャンル: ドラマ、スリラー

    出演者: レア・ドリュッケール、オリヴィエ・ラブルダン、サミュエル・キルヒャー、クロチルド・クロ

     監督: カトリーヌ・ブレイヤ

     概要: 継息子と不倫関係になってしまった継母の女性が、家族と自身のキャリアを危険にさらしていく。デンマーク映画『罪と女王』をリメイクしたフランス映画









IMDbのレビューから4つ紹介します。




【その1】

「初期の段階でお互いに惹かれ合ったアン(レア・ドリュッケール)とテオ(サミュエル・キルヒャー)はまったく焼けるような熱さで、その関係は自然な感じで進展していく。


それなのに映画は浮き足立つことがない。


一線を越えて、いかにもなメロドラマやそそる話になったりしないのだ」






【その2】

「監督はわかりやすいせりふを用いることなくストーリーを語り、多くを伝えている。


ミザンセーヌのみを使っているのだ。


言うまでもなく、それが映画のすべてである。


ミザンセーヌでストーリーを語ることが」






【その3】

「奇妙というほかないのは、弁護士である主役の女性が、性的に虐待される若者または被害者の訴訟の仕事をしていることだ!」






【その4】

「出来事がただ起こる。起こりつづける。まるで生気がないみたいに。


劇中の人物がどう感じ、次に何を望むのか。それを理解させる機会をこれでは観客に与えないことになるのではないか。


どんなシーンがやってこようとストーリーを先に進ませたがるばかりの映画という気がする。


それではつまらない。


結果、一分ごとに退屈になっていく刺激のない作品となった」







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