「ら」抜きの「楽園」 ―レンタルビデオ屋さんの物語・天国か地獄か沖縄編(その6)―
沖縄本島で最も印象的だったのは渋滞でしたね(南部の話)。
とにかくいっつも渋滞! 常に渋滞! 渋滞で街は重体!(痛いぞ)
その原因として、鉄道がないためにただでさえ混みやすいのに、幹線道路上ではいつもどこかで工事していたということもあります。
何であんなにあちこちで工事が必要だったのかなあ。今でもそうなんですかね?
沖縄には国が多くの予算を組んでいるそうですが、適切に使われているのかちょっと疑問になるところです(沖縄に限らんけど)。
私がいた頃ちょうど那覇空港~首里間で「ゆいレール」なるモノレールが開通しました。
渋滞解消を狙ったもののようですが、これですね、開業当初は乗客がものすごく少なかったんですよ。
待望の鉄道であるはずなのに、県民の反応は冷めたものだったようです。
車の方が便利だからとか、高架上の乗り物は怖いからとか、いろいろ耳にしましたが、鉄道を使うという習慣の問題が大きい気はしましたね。
「暑いせいもあって沖縄の人は100m離れたらもう歩かない」などと言う声がありましたが、つまりは駅まで(あるいは駅から)歩く面倒を嫌ったという理由もあるようです。
現在の状況は不明ですが、少なくとも観光客による利用は増えているんでしょうか。
沖縄といえば、どうしても外せないのが米軍基地の問題です。
住居は那覇、事務所も那覇、でも島内の店舗にはしょっちゅう訪れるわけですから、あちらこちら移動はしていまし…